品質への取り組み

スミフル・フィリピン管理農園では、品質が良く健康なバナナを育てるために植え付けから収穫まで様々な手入れをしながら育成。そして私たちはすべての段階において、高品質と安全性を保つための徹底した品質管理を行なっています。

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バナナは一度植え付けをすれば、親株の収穫後には子株が育ち、子株の収穫後には孫株が育つという多年生作物であるため、毎年植え替えをする必要はありませんが、新しい農園の拡張や病害・自然災害による植え替えなどに必要な若い苗は、すべてスミフルバナナ研究所で培養した健康な苗を各農園に配布し、新規の植え付けに使用しています。
バナナは生長に伴い、「強風による倒伏防止のため支えによる補強」「植え付けから約6~8ヶ月後に育つ果実を害虫から守るために行う袋掛け」「バナナの果指の間引き」「果指先端の枯れた花の除去」「枯れた葉の除去」「バナナの日焼け防止」「バナナに付着した異物の除去」「次世代の子株の選定」「必要な養分を考えた肥料の投与」など、バナナの生長を日々確認しながら健康に育つよう、多くの手間をかけ産地スタッフの協力を得ながら行っています。さらに「房と房が当たって傷がつくことを防止」するため、その間に緩衝材をはさむ作業を行うなど、品質への妥協は一切ありません。
そして、収穫のタイミングでは、バナナの太さや大きさなどが収穫基準を満たしているか確認のうえ、低地栽培バナナであれば袋掛けしてから9~11週後、高地栽培バナナであれば12~14週後を目安に、産地スタッフが手作業で収穫します。収穫されたバナナは、低地栽培では農園内から選果場まで設置している収穫用ケーブルを使って運び、またケーブルが設置できない斜面が多い高地栽培では、収穫作業時にその場で房ごとに切り離し、専用トレイに載せて運搬車両で傷などが付かないよう丁寧に選果場まで運びます。
植え付けから収穫まで約1年、おいしく育てたバナナをお客様の手元にお届けするため、徹底した品質管理を行なっています。